筋ジスと

筋ジスのこと、たまには筋ジスと関係ないことも。思うままにつらつらと。

入院のおとも

今日は入院中の暇つぶしとか気分転換のお話です。

 

もう今ならスマホ!って感じですが、私が検査のために入院したのは10年ほど前。ガラケーでしたしPCを持ち込もうにも病棟にはネット環境なし、テレビも有料という環境でした。入院中は色々な検査が入りますし、その説明の時間などもあるのですが、1か月も入院していると、検査が何もない日もありますし、検査自体も1日中かかるというわけでもないので、退屈してきます。そして人間時間があるとろくなことを考えません。特に何やら難病らしいという疑いで入院している身、この先のことを考えると不安ばかりで暗いことばかり考えてしまいます。そしてぽろぽろと泣き始め看護師さんに慰めてもらうという・・・・お忙しいのに申し訳ない。そしてその申し訳なさでまた泣くという悪循環。もうメンタルがやられてるとしか言いようがない。

 

そんな時個人的に役に立ったものを紹介します。お見舞いの差し入れの参考にどうぞ。

 

古本屋で格安で購入した小説やフリーペーパー

これはお見舞いに来た友人が持ってきてくれました。読み終わったら捨てていいよっと。入院中は大部屋で自分のスペースがあまりなかったので罪悪感なく捨てられるのはありがたかったです。特に小説は時間がつぶれるし、気分転換にもなるし最高です。

 

漢字ドリルやペン習字の本

手を動かす系です。漢字ドリルは友人からの差し入れ、ペン習字は自分で持ち込みました。漢字ドリルは確か漢検準1級のもので異常に難しい、わからな過ぎて逆に楽しくなってくるやつです。ペン習字は、当時右手の筋力が落ちていたので左利きに矯正しようと左手で文字を書く練習をしていました。入院中にかなりうまく書けるようになったのですが、その後左手も筋力が落ち今は結局右利きに落ち着いています。

 

レース編みグッズ

これも友人からの差し入れで手を動かす系です。小さな糸の玉とかぎ針一本でできるので場所を取らないし、出来上がったものも綺麗で気分が上がります。初心者だったのでテキストを見ながらコースターなんかを作っては仲良くなった入院仲間に配るという、いやいやあいつ何で入院してんの?としか思えない日々を過ごしていました。

 

大きめぬいぐるみ

私は入院初日から入院グッズとともにカピバラさんのぬいぐるみを持ち込みました。病棟案内や入院説明をしてくださった看護師さんに「それは何ですか!?」とびっくりされましたが、大人でも癒しは必要です。私は寝るときにお腹の上に何かを乗せないと寝られないので(ここ1年ぐらいでその体質は改善しました、今はお布団だけで寝られます。前世はラッコだと思っていましたが勘違いだったようです。)、毎日抱っこして寝ていましたし、痛い検査もカピバラさんを抱きしめたり握りしめたりして耐えました。

 

こうしてみると、参考になるようなならないような・・・。もちろん食べ物やお花も嬉しいのですが、私の場合は筋力低下以外は全く健康で元気、苦しい治療等もない状況で1か月という入院期間でしたので上記のものが活躍しました。出産で1週間入院したときは入院中、忙しいし体調も悪いしでお見舞いも差し入れも不要!!という感じでしたので、筋ジスの検査のために長めの入院という方とその周りの方にこの記事を参考にしていただければと思います。(ターゲット狭すぎ!)