筋ジスと

筋ジスのこと、たまには筋ジスと関係ないことも。思うままにつらつらと。

リゾナーレ八ヶ岳のプール以外について

ゾナー八ヶ岳に行ってきまして、そのプールが最高だったというお話をしましたが、(リゾナーレ八ヶ岳のプール「イルマーレ」 - 筋ジスと)今日はプール以外はどうだったの?というお話です。

 

結論から言うと、小さい子ども連れの我が家にはとても快適で設備にもサービスにもおおむね満足でした。特にスタッフの数が多いのが素晴らしいです。エントランスにも、ロビーにも、フロントにも、プールにも、朝食会場のレストランにも常にたくさんの従業員がいて困ったり待たされたりすることがありませんでした。我が家にとってはお高い宿泊費も人件費のためと思えば納得かなと。(普段の家族旅行は、じゃらんで安い順に並べて、口コミが酷くなければそこに決定という低価格至上主義が基本なので。最近はお風呂の広さとか子連れウェルカムかとかも気にするようになりましたが。)

 

ゾナー八ヶ岳で特に素晴らしいと思ったのは子連れ赤ちゃん連れに対するサービスです。「リゾナーレ」自体がファミリーをターゲットにしているという事もあり、徹底した親の負担を減らすサービスが素晴らしいです。部屋数限定で「キッズウェルカム」とか「ベビーウェルカム」の宿泊プランもありますが、そうでなくても色々と要望を聞いてくださいます。実際我が家が予約した時点ではウェルカムプランがなくスタンダードなプランを申し込みましたが、事前に電話で確認したところベビーベッド、おむつ用ごみ箱、おしりふき、子ども用アメニティ、多めのバスタオルを用意してもらえました。また、うちは結局利用しませんでしたが、ベビーカー(しかも結構いいやつ)の無料レンタルもあります。ベビーソープについては全て貸し出し中のため借りられませんでしたが、プールのシャワー室に大量のベビーソープがあったので赤ちゃんはそこで洗ってもいいかもしれません。それからこれは特に感動したのですが、使用済み哺乳瓶をフロントに持って行くと洗浄して煮沸消毒して返してくれます。(あまりに感激したので赤字にしてみました。)家からスポンジと洗剤を持参して慣れない洗面台で哺乳瓶を洗うのはなかなか大変ですが、例えば夜ミルクを飲んだら朝ご飯を食べに行くときにフロントに哺乳瓶を預けると、朝ごはん後にはピカピカにして返してもらえます。このサービスはリゾナーレが初めてだったので感動しました。

 

 借りたベビーベッドでプールの疲れを癒す次男↓

f:id:underg:20180927110255j:plain

部屋は予約競争に乗り遅れ一番お安い部屋が空いておらず、思いがけず広いお部屋になりました。懐には痛い出費でしたが長男はとても喜んでいました。なんせ我が家の総面積より広い。ベッドはぴったりくっつけられるので、4台くっつけて4人で「|╵╵|」で寝ました。朝には「|=|」になってたけど。

f:id:underg:20180927113512j:plain

こーんな広いお部屋でちょっと残念だったのはお風呂に洗い場がなかったことです。もくもく湯という大浴場があるのですが屋外を通っていかなければならず雨で肌寒かったこともあり断念しました。バスタブ内は滑るし狭いしで子ども二人を洗うのは大変でした。(夫が)

 

もう一つ残念ついでに夕食。お金があれば本当に何の問題もなく直営レストランを予約するのですが、庶民にとってはお高いのです。それでピーマン通りで何か食べようか、と出かけたのですが、ラストオーダーが早くて終わってしまっていたり、予約でいっぱいだったりで夕食難民になり長男が一気に不機嫌になりました。そして途方に暮れる親たち。結局30分以上かかりますが・・・と言われたガレット屋さんでテイクアウトメニュー(ハンバーグ、オムライス、ガレット)を注文して、待っている間同じくピーマン通り内のお店でジェラートを食べたりジュースを飲んだりして必死に長男の気を引きました。でも気分がオムライスになっていた長男はほとんど興味を示さず。料理を部屋に持ち帰り、結構広いテーブルでいただきました。ルームサービスがあれば多少高くても(とは言え庶民なので1人2000円くらいでお願いしたい)利用するのになぁと。でも、ピーマン通り自体はとてもおしゃれで写真を撮っても絵になる感じでよかったです。お店は子どもが興味なくてほとんどのぞけませんでしたが、きっとおしゃれなものが売っているのでしょう。石畳なので筋力弱めの人は歩きやすい靴必須です。

 

ハロウィンの飾りとライトアップで夜はこんな感じ↓霧雨が降っていました。

f:id:underg:20180927110224j:plain

朝のピーマン通りはこんな感じ↓ちょっとだけ雨が止んだタイミングでお散歩できました。

f:id:underg:20180927110207j:plain

 

朝食はビュッフェだったのですが、レストラン自体が広くて待たされることもなく、席もとてもとてーも広々で快適でした。また各テーブルにウエットティッシュが1箱常備されており、子ども用の椅子もスタッフがささっと設置してくれるし、使い捨てエプロンの用意もあって子ども歓迎が伝わってきます。次男は9ヶ月なのですが、おかゆ、鮭フレーク、鶏そぼろ、枝豆ペースト、かぼちゃペースト、をパクパク食べ、りんご&小松菜&バナナのスムージーをごくごく飲んでいました。他にもポテト、オムレツ、うどん、きゅうり、とまと、コーンなどがあり離乳食~幼児食の子でも食べられるものがたくさんありました。大人も和食・洋食一通りそろっている感じで、特に野菜が美味しくてよかったです。が、筋ジス的につらかったのがビュッフェ台が小さめで台の端ぎりぎりまでトングや料理が置かれていたことです。片手でお皿を持ちつつ、料理を取り分けるというのが難しく、いったんお皿を置きたいのですが、置く場所がないのです。大人用のお皿を諦めて子ども用のプラスチック食器を使いましたがそれでも厳しく、かといってスタッフさんに「あれ取って!これ取って!あ、もうちょっと多めに!」とかお願いするのも気が引けて、ちょっと遠くにお皿を置きながら料理をよそったら途中でちょっとこぼしてしまい、結局スタッフさんに迷惑をかけるという・・・申し訳ございません。こういう時は最初からお願いするのが正解なんですかね?今は夫が子どもにつきっきりなので、子どもがもう少し大きくなれば夫に協力してもらえそうですが。他にも健常者でも片手で赤ちゃん抱きながら料理を取ってる人も結構いたので台を広くして欲しい人はいそうですが、どうでしょうリゾナーレさん。

 

そんなこんなで、子連れ旅行という面では最高なリゾナー八ヶ岳。料金が気になるなら、近隣のペンションに泊まってプールだけビジター利用というのもありかもしれません。でも子連れで移動もめんどくさいので便利さをお金で買った方がいい気もします。実際、夕飯難民になった時、ちょっと車で行けばアウトレットモールがあったりするのですが、プールで疲れ切った体にはそれすらめんどくさかったですから。

 

雨で期待していた星空は見られなかったし、興味のあったアクティビティもできなかったので、機会があればまた行きたいなぁと思います。

 

f:id:underg:20180927110239j:plain

↑エントランスでの記念撮影もスタッフさんがたくさんいるので、人見知り一家の私たちでも「誰かに撮ってもらいたい・・・みんな忙しそうだな・・・どうしよう・・・」とおろおろしなくても済みます。